△日程第6 市政の
概要説明
○議長(
曽根益彦君) 日程第6に入ります。 市政の
概要説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) 平成25年9月
定例市議会の開会に当たり、
議員各位には、提案をいたしました議案のご審議をいただくことに対しまして、心から敬意と感謝を表する次第でございます。 提出案件の説明に先立ち、私の所信の一端と市政の概要を申し述べ、
議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。 国の月例経済報告によりますと、景気は着実に持ち直しており、自律的な回復に向けた動きも見られるとしておりますが、地域経済は回復の実感に乏しい状況であります。 平成24年度の決算につきましては、固定資産税の評価がえの影響などにより、市税が落ち込む中で、財政健全化指標における実質公債費比率は13.7%で、前年度対比では0.6ポイントの減、将来負担比率は121.3%で、前年度対比では3.2ポイントの減とそれぞれ改善することができ、前年度に引き続き財政調整基金への積み立ても行うことができました。 さて、来る9月1日には山梨県地震防災訓練が甲州市で実施されます。また、その日を中心に自主防災組織による防災訓練が市内の多くの地域で実施されます。 将来、想定されている大地震への知識と意識の備えとして、地域ぐるみの積極的なご参加をお願いするものであります。 それでは、市政の概要について申し述べさせていただきます。 まず、本市の産業・観光振興と地域の活性化を図るため、かねてから要請をいたしておりました新たなバス路線が本年11月初旬から開設される運びとなりました。 一つ目の路線は、甲州市と新宿駅を結ぶ高速バスであります。 名称は「甲州ワインライナー」で、恵林寺から市役所本庁舎、勝沼支所を経由して新宿駅に至る路線であります。 運行は、土曜日、日曜日、祝日で、1日1往復となります。 甲州市と都心を結ぶ公共交通として、高齢者にも優しいアクセスの充実を図るとともに、観光客の増加や定住化促進などの効果も期待できるものであります。 二つ目の路線は、塩山駅と富士山駅を結ぶ直行路線バスであります。 塩山駅から市役所本庁舎、ぶどうの丘、勝沼支所を経由して富士山駅に至る路線であります。 運行は、土曜日、日曜日、祝日で、1日2往復となります。 富士山世界文化遺産登録による県外や海外からの観光客を甲州市に取り込み、物産品、歴史、文化など、本市の四季折々の魅力を満喫していただくための有効なアクセスとして期待するものであります。 次に、甲州市国土利用計画についてであります。 この計画は、本市の将来にわたる土地利用に関する基本的事項を定めるものであり、長期的な展望の中で国土利用計画法に基づき策定される行政上の指針となるものであります。 平成26年度中の策定に向けて事務を進めてまいります。 次に、指定管理者制度についてであります。 この制度による公の施設の管理運営は、行財政運営においても有効な方策となっております。 既に、指定管理者による管理運営が行われている施設のうち、来年の3月をもって期間が満了する施設につきましては、引き続き指定管理者制度による管理運営が適していることから、次期指定管理候補者の選定に向けて準備を進めてまいります。 次に、市民懇談会についてであります。 今年度は、私自身が各種の集いへ出向き、より身近な市民の声を大切にする市政出前懇談会を7月から随時行っております。 今までに、子育て中のお母様方や外出の機会が少ない高齢者の方々により、市政出前懇談会を通して身近な声をお聞きしておりますので、その声を市政に反映してまいりたいと考えております。 次に、総合健診の実施についてであります。 本年度は、5月に全戸を対象に本格実施いたしました健康診断希望調査をもとにして、あす8月29日から11月19日までの期間において、29日間、8会場で総合健診を実施してまいります。 総合健診は、血液検査を中心とした基本健診とがん検診の二つで構成されており、20歳以上の市民の方を対象として実施してまいります。 ぜひ多くの皆様に受診していただきたいと思っております。 また、ドクターヘリの場外離着陸場の確保についてであります。救急医療体制の充実の一環として、現在、確保されている28カ所に加え、さらに3カ所の追加指定を進めており、その整備に必要な一部改修工事費につきまして、本議会に補正予算を計上させていただいております。 次に、子育て支援についてであります。 甲州市ファミリー
サポートセンターについては、安心して働ける環境と子育てを支援するため、専任のコーディネーターを配置し、昨年から利用料の一部助成を実施するなど機能を充実させてまいりました。 平成24年度は、登録会員数が137名、活動件数は262件と倍増し、現在も利用者は増加している状況であります。 次に、公立保育所についてであります。 少子化が進む中、地域の実情に応じた支援サービスの提供を行い、安心して子どもを預けることができるよう環境づくりに取り組んでおりますが、奥野田保育所の
耐震補強実施設計業務につきましては、本議会に補正予算を計上させていただいております。 次に、産業振興についてであります。 大藤地区に設置をいたしました囲いわなにつきましては、管理を担っていただいております大藤地区の皆様のご協力を得て、去る7月24日に3頭の鹿を捕獲いたしました。 まだ周辺には多くの鹿が生息している状況でありますので、今後とも継続して捕獲に努めてまいります。 次に、低温・凍霜害対策についてであります。 本年4月に発生をいたしました低温・凍霜害による桃、スモモ等に対する被害につきましては、調査の結果、被害総額を2億5,815万円とし、山梨県農業災害対策本部に報告をいたしたところであります。 今後、JAフルーツ山梨等との協議の中で支援策に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、特産品のPRについてであります。 桃、ぶどう等の消費拡大に向けたトップセールスを展開しているところでありますが、今年度も6月25日、東京大田市場において、7月19日、20日には大阪市場と滋賀県彦根市の平和堂において、また8月3日、4日の両日には東京世田谷祭りにおいて、JAフルーツ山梨の組合長ほか関係者とともにトップセールスを行い、甲州市の桃、ぶどうを大いにPRしてまいりました。 また、甲州市の完熟桃試食・食べ歩きキャンペーンを7月下旬から8月上旬にかけてJAフルーツ山梨の5カ所の共選所において実施し、多くの来場者から好評を得たところであります。 次に、ワイン振興についてであります。 甲州市原産地呼称ワイン認証制度による官能審査を去る8月1日に、ラベル表示適合審査を8月23日に実施し、2013年の認証ワイン21銘柄が誕生いたしました。 認証数は、昨年度の11銘柄から大幅に増加をいたしましたが、
条例制定から3年が経過し制度の課題もあることから、原料の糖度基準等の見直しを行うため、本議会に条例改正案を上程いたしたところであります。 次に、甘草の里づくり事業についてであります。 本事業につきましては、甘草活用懇話会の皆様と商品化に向けた検討を進めておりますが、7月6日には北海道医療大学で開催をされた「第6回甘草に関するシンポジウム」に参加をいたしました。 国内外で甘草栽培や研究を行う関係者約200名が一堂に会し、18団体から事例発表を行ったところでありますが、そのテーマの一つとして、私も「甲州市における甘草の歴史文化と栽培に向けた取り組み」と題して発表をいたしました。 自治体関係者の発表は初めてということであり、甘草に対する関心の広がりを強く感じた次第であります。 また、7月24日、25日には、農林水産省の事業採択を受けて設置した全国甘草栽培協議会の第1回検討会議を本市において開催し、これまでの研究の成果や課題等を話し合いました。 来る9月29日、30日には、熊本県合志市で全国甘草栽培協議会設立記念フォーラムと同協議会の第2回検討会議が開催され、3市1村の首長と薬品会社2社の社長が初めて顔を合わせることになっております。 これまでの検討会議において得られました先進事例等を参考にし、着実な取り組みをしてまいりたいと考えております。 次に、観光振興についてであります。 日本の象徴、富士山が世界文化遺産に登録される「世界の宝」となったことから、県内を訪れる観光客数は増加しておりますが、秋の収穫シーズンを迎え、関係団体との連携のもと、トップセールスを初めとするキャンペーン活動には、フルーツ娘やマスコットキャラクターなども有効に活用する中で、例年にも増して誘客、観光宣伝活動を積極的に展開しているところであります。 また、来訪者への多くの観光情報等を快適に提供する無料Wi-FiスポットをJR塩山駅、
勝沼ぶどう郷駅の観光案内所に設置し、サービスの向上を図っております。 イベント関係では、10月5日、第60回かつぬまぶどう祭り、10月20日に第4回甲州フルーツマラソン大会、11月4日、第33回武田陣中ほうとう祭りなどの開催が予定をされております。 また、10月13日は、市民交流と産業振興を目的とした第8回およっちょい祭りが開催されます。 現在、各実行委員会等において精力的に準備を進めているところであります。 宮光園の整備につきましては、近代産業遺産整備事業における第2期計画として前年度から継続事業に取り組み、白蔵の保存修復工事及び離れ座敷・文庫蔵・道具蔵保存修復工事を進めているところであります。 次に、国道411号線改修工事についてであります。 平成20年度から山梨県により進められております、等々力・西広門田間の改良工事における大塚橋のかけかえ工事につきましては、本年11月に着手し、平成26年11月の完成を予定しております。 迂回のご不便をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 次に、農業基盤整備事業についてであります。 農業の生産性向上と農産物の安定供給をするために、地域から要望のありました農道改良と水路改修等の基盤整備につきましては、現在、国の大型経済対策等を活用する中で事業を進めております。 また、今年度から、安全で安心して農作業のできる農地を確保するため、奥野田地区における重川左岸ののり面の崩落危険箇所について、国の採択に向け基礎調査を着手いたしました。 次に、下水道事業についてであります。 本市の下水道事業につきましては、本年2月に下水道審議会からの答申をいただきました答申内容に沿って計画区域の見直しを進めているところであります。 それにより計画区域外となる地域においては、下水道にかわる事業として市町村設置型浄化槽事業による整備を進めていくため、対象となる地域へ赴き、現状と今後の計画等について説明を行い、地域の皆様のご理解を求めているところであります。 今年度中には、国と県への計画変更の手続等を終え、来年度から下水道と浄化槽による効率的な汚水処理施設の普及が図られるよう努めているところであります。 次に、学校給食センターの建設事業についてであります。 現在、実施しております発掘調査が終了しますと、直ちに敷地造成工事に入り、早急に建築主体工事に着手できるよう進めているところであります。 なお、工事費につきましては、本議会に補正予算を計上させていただいております。 次に、国民文化祭についてであります。 本年1月から開催をされております「第28回国民文化祭・やまなし2013」は、10月から秋のステージが始まり終盤を飾ります。 10月25日から27日まで甲州市の主催事業であります「信玄公ゆかりの文化財めぐり」には、山梨県内にある五つの国宝全てをごらんいただくバスツアーやフットパスツアーを企画しております。 この機会に、多くの皆様のご参加をお待ちしている次第であります。 以上、私の所信の一端と主要な施策の概要について申し述べさせていただきました。 なお、6月定例会におきまして、田邉民男議員から11月の市長選挙に向けた質問をいただき、前向きに検討してまいりたいと答弁をさせていただいたところであります。 私は、甲州市の初代市長として2期8年、公正、公平、公開を政治姿勢の基本に、誠心誠意その職を全うしてまいりました。現在、市内各種団体を初め多くの皆様から再選の要請をいただいており、引き続き「豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流のまち甲州市」のさらなる発展に向け、再度全力で市政に取り組んでまいりたいという思いに至った次第であります。市民の皆様初め議員の皆様に、ご理解をお願い申し上げる次第でございます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。
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△日程第7 議案第75
号~議案第81号
○議長(
曽根益彦君) 日程第7に入ります。 議案第75号 甲州市
職員給与条例の一部を改正する
条例制定について、議案第76号 甲州市税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第77号 甲州市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第78号 甲州市
大和デイサービスセンター設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定について、議案第79号 甲州市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第80号 甲州市
原産地呼称ワイン認証条例の一部を改正する
条例制定について、議案第81号
甲州市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定について、以上7件を一括議題といたします。 議案の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、議案の朗読は省略いたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提案をいたしました7件の条例案についてご説明をいたします。 まず、議案第75号 甲州市
職員給与条例の一部を改正する
条例制定についてご説明をいたします。 新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行等に鑑み、同法に基づく新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当の支給について、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第76号 甲州市税条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。 平成25年3月30日に公布された、地方税法の一部を改正する法律による地方税法の一部改正並びにこれに伴う政令及び省令の一部改正等に鑑み、甲州市税条例において公的年金等に係る所得に係る個人の市民税の特別徴収、並びに公社債及び株式等に係る所得に対する課税その他について所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第77号 甲州市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定についてご説明をいたします。 平成25年3月30日に公布された、地方税法の一部を改正する法律による地方税法の一部改正並びにこれに伴う政令及び省令の一部を改正するに鑑み、公社債等及び株式等に係る所得に対する国民健康保険税の課税その他について所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第78号 甲州市
大和デイサービスセンター設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定についてご説明をいたします。 大和デイサービスセンターにおける福祉サービスの向上に向け、利用者の利便性を高めるとともに、より効果的に運営を行うために所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第79号 甲州市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。 子ども・子育て支援法に基づく事務を処理させるため、附属機関として新たに甲州市子ども・子育て会議を設置することについて所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第80号 甲州市
原産地呼称ワイン認証条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。 原産地呼称ワイン認証制度の定着と普及促進を図るとともに、甲州種ワインの多様化に対処するため所要の改正を行う必要があることから制定するものであります。 次に、議案第81号
甲州市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。 市営熊野住宅及び市営円光団地について耐用年数が経過し老朽化が著しいことから、入居者の退去も機に各1棟を撤去する必要があるため制定するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようにお願い申し上げます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。
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△日程第8 議案第82号
○議長(
曽根益彦君) 日程第8に入ります。 議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 議案の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、議案の朗読は省略をいたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) それでは、議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億511万6,000円を追加するものであります。 歳出においては、総務費へ過疎地域等対策事業費700万円、教育費へ学校給食センター建設事業費9,811万6,000円を追加するものであります。 歳入においては、国庫支出金へ4,209万円、繰越金へ362万6,000円、市債へ5,940万円を追加するものであります。 この補正予算のうち、学校給食センター建設事業につきましては、
継続費補正をお願いするものであります。 なお、早急に事業着手をする必要があるため、ご審議の上、本日ご議決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) 日程第8の質疑を打ち切ります。 お諮りをいたします。議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)、第1表
歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第2款総務費、第3表
地方債補正については
総務常任委員会へ、歳出第10款教育費、第2表
継続費補正については教育民生
常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議はございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議がないのでさよう決しました。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は追って連絡をいたします。 休憩 午後2時20分 ----------- 再開 午後4時39分
○議長(
曽根益彦君) 再開いたします。
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△会議時間の延長
○議長(
曽根益彦君) この際、申し上げます。会議時間を4時間延長し、午後9時までとします。 ここで暫時休憩いたします。 再開は追って連絡をいたします。 休憩 午後4時40分 ----------- 再開 午後5時58分
○議長(
曽根益彦君) 再開いたします。
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△日程第9
教育民生常任委員会付託事件の報告
○議長(
曽根益彦君) 日程第9に入ります。
教育民生常任委員会付託事件の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、廣瀬重治君。
◆教育民生
常任委員会委員長(廣瀬重治君)
教育民生常任委員会付託事件の報告を申し上げます。 本日の本会議において、当委員会に審査を付託された議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)、第1表
歳入歳出予算補正のうち、歳出第10款教育費、第2表
継続費補正、以上の事件を審査するため、休憩中に教育民生
常任委員会を第三
委員会室で開催いたしました。 委員会には
委員全員と議長が出席し、当局から議案についての説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で教育民生
常任委員会の報告を終わります。
○議長(
曽根益彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) 日程第9の質疑を打ち切ります。 この際、申し上げます。 本件については、総務
常任委員長報告の後、一括して決定することといたしますのでご承知を願います。
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△日程第10
総務常任委員会付託事件の報告
○議長(
曽根益彦君) 日程第10に入ります。
総務常任委員会付託事件の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、平塚 義君。
◆
総務常任委員会委員長(平塚義君)
総務常任委員会付託事件の報告を申し上げます。 本日の本会議において、当委員会に審査を付託された議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)、第1表
歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第2款総務費、第3表
地方債補正、以上の事件を審査するため、休憩中に
総務常任委員会を第三
委員会室で開催いたしました。 委員会には
委員全員と議長が出席し、当局から議案についての説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で
総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(
曽根益彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) 日程第10の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。教育民生
常任委員会及び
総務常任委員会に審査を付託した議案第82号については、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、討論を省略いたします。 続いて、お諮りをいたします。議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)については、各委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議がございますので、起立採決としたいと思います。 続いて、議案第82号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)については、起立により採決を行います。 本件に対する各委員長の報告は可決です。 本件は各委員長報告のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
曽根益彦君) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第82号については各委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第11 議案第83
号~議案第87号
○議長(
曽根益彦君) 日程第11に入ります。 議案第83号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第5号)、議案第84号 平成25年度甲州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第85号 平成25年度甲州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第86号 平成25年度甲州市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、及び議案第87号 平成25年度甲州市萩原山財産区
特別会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。 議案の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、議案の朗読は省略いたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) まず、議案第83号 平成25年度甲州市
一般会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ7,581万2,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、総務費へ地籍管理事業費等851万8,000円、民生費へ子ども子育て支援事業費等950万1,000円、農林水産業費へ松くい虫防除対策事業費等に2,074万8,000円、商工費へ交流・体験施設維持管理費等1,118万5,000円、教育費へ小学校教育振興事業費等1,997万9,000円を追加するものであります。 歳入においては、地方交付税へ2億106万6,000円、国庫支出金に702万2,000円、県支出金へ2,229万円、繰越金へ732万6,000円、市債へ2,590万円を追加し、繰入金を1億8,957万2,000円減額するものであります。 この補正予算のうち、市道千野44号線改良事業につきましては、繰越明許費をお願いするものであります。 次に、議案第84号 平成25年度甲州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ355万1,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては総務費へ55万2,000円、保健事業費へ276万4,000円を追加し、歳入においては国庫支出金へ600万円を追加し、繰入金を244万9,000円減額するものであります。 次に、議案第85号 平成25年度甲州市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ157万4,000円を追加するものであります。 主なものとしましては、歳出においては保険給付費へ156万円を追加し、歳入においては国庫支出金へ42万1,000円、支払基金交付金へ45万2,000円、繰越金へ29万7,000円を追加するものであります。 次に、議案第86号 平成25年度甲州市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,100万円を追加するものであります。 主なものとしましては、歳出においては下水道費へ1,100万円を追加し、歳入においては繰越金へ38万4,000円、市債へ1,040万円を追加するものであります。 次に、議案第87号 平成25年度甲州市萩原山財産区
特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,095万2,000円を追加するものであります。 歳出においては、諸支出金へ1,095万2,000円を追加し、歳入においては、繰越金へ1,115万2,000円を追加し、繰入金を20万円減額するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。
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△日程第12 認定第1号~認定第17号
○議長(
曽根益彦君) 日程第12に入ります。 認定第1号 平成24年度甲州市
一般会計歳入歳出決算、認定第2号 平成24年度甲州市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成24年度甲州市
診療所事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成24年度甲州市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成24年度甲州市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第6号 平成24年度甲州市
居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算、認定第7号 平成24年度甲州市
訪問看護事業特別会計歳入歳出決算、認定第8号 平成24年度甲州市
下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第9号 平成24年度甲州市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成24年度甲州市大藤財産区
特別会計歳入歳出決算、認定第11号 平成24年度甲州市神金財産区
特別会計歳入歳出決算、認定第12号 平成24年度甲州市萩原山財産区
特別会計歳入歳出決算、認定第13号 平成24年度甲州市竹森入財産区
特別会計歳入歳出決算、認定第14号 平成24年度甲州市岩崎山保護財産区
管理会特別会計歳入歳出決算、認定第15号 平成24年度甲州市
水道事業会計決算、認定第16号 平成24年度甲州市
勝沼ぶどうの
丘事業会計の利益の処分及び決算及び認定第17号 平成24年度甲州市
勝沼病院事業会計決算、以上17件を一括議題といたします。 決算書の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、決算書の朗読は省略をいたします。 当局の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) それでは、提案をいたしました平成24年度甲州市決算についてご説明をいたします。 まず、認定第1号 平成24年度甲州市
一般会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額179億8,496万2,217円、歳出総額171億2,795万2,734円となっております。 次に、認定第2号 平成24年度甲州市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額は44億5,103万416円、歳出総額は43億5,751万7,215円となっております。 次に、認定第3号 平成24年度甲州市
診療所事業特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。 歳入総額を5,896万1,071円、歳出総額は5,820万686円となっております。 次に、認定第4号 平成24年度甲州市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額は3億4,631万9,783円、歳出総額は3億4,426万765円となっております。 次に、認定第5号 平成24年度甲州市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額30億7,866万665円、歳出総額30億4,614万2,956円となっております。 次に、認定第6号 平成24年度甲州市
居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額1,097万5,274円、歳出総額765万4,026円となっております。 次に、認定第7号 平成24年度甲州市
訪問看護事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額6,560万8,438円、歳出総額6,066万7,277円となっております。 次に、認定第8号 平成24年度甲州市
下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額13億3,547万4,514円、歳出総額13億3,508万8,557円となっております。 次に、認定第9号 平成24年度甲州市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額5億6,500万3,250円、歳出総額5億6,274万9,890円となっております。 次に、認定第10号 平成24年度甲州市大藤財産区
特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額494万5,248円、歳出総額は287万9,264円となっております。 次に、認定第11号 平成24年度甲州市神金財産区
特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額614万1,613円、歳出総額534万4,705円となっております。 次に、認定第12号 平成24年度甲州市萩原山財産区
特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額2,794万416円、歳出総額1,668万7,808円となっております。 次に、認定第13号 平成24年度甲州市竹森入財産区
特別会計歳入歳出決算についてご説明をいたします。 歳入総額は128万802円、歳出総額は57万7,496円となっております。 次に、認定第14号 平成24年度甲州市岩崎山保護財産区
管理会特別会計歳入歳出決算についてご説明いたします。 歳入総額63万236円、歳出総額43万1,536円となっております。 次に、認定第15号 平成24年度甲州市
水道事業会計決算についてご説明をいたします。 収益的収入及び支出につきましては、収入総額4億2,048万8,925円に対し、支出総額4億184万1,428円となっております。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入額3,334万6,152円、資本的支出額1億2,164万64円となっております。 次に、認定第16号 平成24年度甲州市
勝沼ぶどうの
丘事業会計の利益の処分及び決算についてご説明をいたします。 収益的収入及び支出については、事業収益9億1,876万8,268円、事業費用9億224万8,329円であります。資本的収入及び支出については、資本的収入はなく、資本的支出は1,837万5,000円であります。当年度の純利益は、1,651万9,936円で、前年度繰越利益剰余金を含め当年度の未処理利益剰余金は1億2,679万5,595円であります。当年度の未処理利益剰余金のうち、85万円を利益積立金に、85万円を建設改良積立金にそれぞれ積み立て、残余を繰り越しするものであります。 次に、認定第17号 平成24年度甲州市
勝沼病院事業会計決算についてご説明をいたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益2,160万343円に対し、事業費用2,158万8,927円となっております。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入額3,216万9,360円、資本的支出額4,260万7,904円となっております。 以上、平成24年度甲州市決算についてご説明をいたしました。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願いを申し上げます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。 休憩 午後6時23分 ----------- 再開 午後6時24分
○議長(
曽根益彦君) 再開します。
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△発言訂正について
○議長(
曽根益彦君) 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) 大変失礼をいたしました。 認定第8号で、平成24年度甲州市
下水道事業特別会計歳入歳出決算についてのご説明の中で、歳出総額は13億3,508万8,857円でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。
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○議長(
曽根益彦君) 続いて、監査委員の審査意見を求めます。
代表監査委員、林 健君。
◎
代表監査委員(林健君) 監査委員を代表いたしまして、地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により審査に付された、平成24年度甲州市一般会計特別会計の歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された、公営企業会計の歳入歳出決算に関する審査結果の概要を報告いたします。 審査の期間は、平成25年6月12日から平成25年8月8日までの間で、一般会計等の歳入歳出決算書、関係諸帳簿類の照合、精査及び関係職員の説明聴取をもって行いました。 審査の結果についてです。 一般会計及び特別会計につきましては、決算書、関係諸帳簿、証憑書類等は関係法令に基づいて作成されており、また、財務に関する事務の執行につきましては一部に検討を要する事項がありましたが、おおむね適正に処理されていました。 しかし、萩原山財産区特別会計についてであります。当会計においては、先般、不正行為が明らかになったところであります。あってはならない恥ずべき行為であり、一職員の不正行為により市民の信頼を損ねたことはまことに残念であります。各財産区の事務改善の取り組みが行われていますが、法例規にのっとった事務の執行や内部牽制機能の強化に努められ、特別会計にふさわしい管理運営を図って下さい。 次に、公営企業会計についてです。決算書、事業報告書等は、関係法令に基づいて作成されており、財務に関する事務の執行につきましては、一部に検討を要する事項がありましたが、おおむね適正に処理されていました。 水道事業会計につきましては、事業収益の根幹となる給水収益の増加が期待できない状況の中、公営企業として一層経済性を重視した経営を図られ、安全で良質な水道水の安定供給に努めて下さい。 また、
勝沼ぶどうの丘事業につきましては、今回の決算審査においても検討を要する事項がありました。今後は、新たに導入された財務システムや整備されたぶどうの
丘事業会計規定に基づき、的確に事務を執行されることを望みます。 全般的なまとめとしてであります。 厳しい財政状況のもとではありますが、健全な財政運営を図られる中で多様な市民ニーズに応えるため、計画的、効率的な事業の執行に努められることを期待するものであります。また、事務事業の執行については、今後も市民から信頼される執行体制の確保に配意して下さい。 審査の詳細につきましては、お手元の意見書のとおりであります。 よろしくご審議いただきますようお願いを申し上げまして、審査結果の報告といたします。
○議長(
曽根益彦君) 監査委員の審査意見は終わりました。
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△日程第13
報告事項
○議長(
曽根益彦君) 日程第13に入ります。
報告事項、
健全化判断比率報告及び
資金不足比率報告、以上2件を一括議題といたします。 報告書の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
曽根益彦君) ご異議なしと認め、報告書の朗読は省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。
◎市長(田辺篤君) それでは、平成24年度甲州市決算に係る甲州市の健全化判断比率及び早期健全化基準について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告いたします。 次に、平成24年度甲州市決算に係る甲州市の資金不足比率及び経営健全化基準について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告いたします。 以上、よろしくお願い申し上げて、説明とさせていただきます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。 続いて、監査委員の審査意見を求めます。
代表監査委員、林 健君。
◎
代表監査委員(林健君) 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく各指標につきまして、審査結果の概要を報告いたします。 審査の期間は平成25年7月29日から平成25年8月8日までの間で、健全化判断比率及び資金不足比率の算定の基礎となる事項を記載した書類の審査並びに関係職員の説明聴取をもって行いました。 審査の結果、まず健全化判断比率につきましては、4つの指標ともに早期健全化基準の数値を下回り、健全な状態にあると認められました。 次に、各公営企業ごとの資金不足比率につきましては、どの会計も経営健全化基準の数値を下回る状態にあることが認められました。今後におきましても、引き続き財政の健全化に取り組んでいただき、足腰の強いしっかりとした財政運営を期待するものであります。 審査の詳細につきましては、お手元の意見書のとおりであります。 よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げ、審査結果の報告といたします。
○議長(
曽根益彦君) 監査委員の審査意見は終わりました。
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△日程第14 請願第4号
○議長(
曽根益彦君) 日程第14に入ります。 請願第4号
果樹栽培園の隣接に設置する
太陽光発電事業に対する請願を議題といたします。 請願文書表の朗読を事務局長にいたさせます。 事務局長、古屋拓巳君。
◎議会事務局長(古屋拓巳君) (「請願文書表朗読」)
○議長(
曽根益彦君) 朗読は終わりました。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 15番、岡 武男君。
◆15番(岡武男君)
果樹栽培園の隣接に設置する
太陽光発電事業に対する請願について、紹介議員として趣旨説明をさせていただきます。 JAフルーツ山梨農業協同組合管内においても、農用地や雑種地に
太陽光発電事業が導入されパネル設置が行われています。 最近、隣接耕作者と消毒作業をめぐるトラブルが発生しています。パネル設置者が隣接耕作者に対して、農薬飛散による発電効率の低下を懸念し万全な措置をとるよう耕作者に申し入れたことにより、果樹栽培を断念したとの事例も発生しています。 甲州市
農業委員会では、農地に太陽光発電設備を設置する場合は、転用事業者と隣接耕作者との間で事業内容が不十分であるとトラブルを招くおそれがあるため、「太陽光発電設備の農地転用に伴うガイドライン」を定め、処理することとしています。雑種地や市街地、山林等の隣接する耕作者であってもトラブルを起こさない、また、果樹栽培を断念することにならないよう、パネル設置者みずからが農薬飛散防止措置をとるような施策を市当局に要望するという趣旨であります。 当議会の皆様方には、深いご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げ、趣旨説明とさせていただきます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。
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△日程第15 請願第5号
○議長(
曽根益彦君) 日程第15に入ります。 請願第5号
住宅リフォーム(
小規模修繕)助成制度の創設を求める請願を議題といたします。 請願文書表の朗読を事務局長にいたさせます。 事務局長、古屋拓巳君。
◎議会事務局長(古屋拓巳君) (「請願文書表朗読」)
○議長(
曽根益彦君) 朗読は終わりました。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 3番、中村勝彦君。
◆3番(中村勝彦君)
住宅リフォーム(
小規模修繕)助成制度の創設を求める請願の紹介議員を代表いたしまして趣旨説明をさせていただきます。 本年7月の日本銀行甲府支店の山梨県金融経済概観では、県内の景気は下げどまっているとしており、分野別に見た新築住宅の着工戸数は県内全体を通して前年比ではプラスとされておりますが、多くの中小零細事業者を含む市内の住宅関連業者は依然として厳しい状況にあると認識をしております。 こうした中、住宅の改造をする住民、市民に地域業者を使うことを条件に改装費用の一部を助成する、
住宅リフォーム制度が地域経済の活性化策として即効性があり、波及効果が大きいということで全国に広がり、県内でも甲府市や山梨市など7市町村が実施しているところであります。 山梨市では、平成25年度から平成27年度までの3カ年を実施期間として、対象工事費10万円以上で助成率は工事費の10%、助成金額の上限は10万円で、住宅耐震改修工事と併用する場合は上限を20万円としていると承知しております。 甲州市では、これまで木造住宅の耐震改修を支援してきましたが、本格的な少子・高齢化時代を迎え、家族構成が大きく変化したり、高齢者世帯が増加している実態を考えますと多額な費用が必要となる建てかえは容易ではなく、長年住みなれた愛着のある現在の住宅を改修し、安全でより住みやすい住宅にしたいというニーズは各世代において相当多く、今回の請願に当たっては242名の方からの署名が添えられております。 明るく快適な住環境の整備や人口対策にもつながります。地域経済の活性化を初めさまざまな分野に波及効果が期待できる
住宅リフォーム助成制度の創設について、
議員各位に深いご理解を賜りますようお願い申し上げ、趣旨説明とさせていただきます。
○議長(
曽根益彦君) 説明は終わりました。 以上をもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 次回の本会議は、9月6日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 〔散会 午後6時47分〕...